みんなの銀行 使い方|スマホ完結の基本操作から便利機能まで完全ガイド
みんなの銀行の基本的な使い方|口座開設からATM操作まで
みんなの銀行は、店舗を持たないデジタルバンクです。スマホアプリひとつで口座開設から入出金、振込まで完結します。ふくおかフィナンシャルグループが運営しており、九州最大の地方銀行グループの一員なので安心感があります。
ここでは、口座開設の流れとATMでの入出金手順をくわしく解説します。
POINT
みんなの銀行は24時間365日いつでも口座開設が可能です。審査があるため即日開設できない場合もありますが、最短で当日中に利用を開始できます。
アプリダウンロードから口座開設までの流れ
STEP 1
アプリをダウンロード
App StoreまたはGoogle Playから「みんなの銀行」アプリをダウンロードします。
STEP 2
本人確認書類を用意
以下の書類を手元に用意してください。
- 運転免許証
- パスポート
- マイナンバーカード
- 顔写真付き住民基本台帳カード
撮影時にキズ防止フィルムが貼っている場合は、はがしてから撮影しないと認証に失敗することがあります。
STEP 3
お客様情報を入力
アプリの指示にしたがって氏名・住所・電話番号などの基本情報を入力します。
STEP 4
本人確認の撮影
カメラ画面の黄色い枠内に自分の顔を写し、次に下の枠に手に持った本人確認書類を撮影します。さらに、書類を回転させて厚みのチェックも行います。
STEP 5
メール確認とパスワード設定
登録したメールアドレスに確認メールが届きます。届いたメールを確認し、ログインパスワードとATM暗証番号を設定してください。
STEP 6
口座開設完了
すべての設定が完了すると、口座開設は完了です。口座開設と同時にバーチャルデビットカードも発行されます。
ATTENTION
口座を開設できるのは15歳以上で日本国籍・国内居住者の個人に限られます。すでに口座をお持ちの方は重複で開設できません。また、取引できるのは口座を開設したデバイスのみです。
セブン銀行ATMでの入出金方法
みんなの銀行ではキャッシュカードを発行しません。ATMでの入出金は、セブン銀行ATMのQRコードを使ってスマホで行います。
STEP 1
ATMで「スマートフォンでの取引」を選択
セブン銀行ATMの画面に表示されている「スマートフォンでの取引」をタップすると、QRコードが画面に表示されます。
STEP 2
アプリでATM入出金を選択
みんなの銀行アプリにログインし、Wallet画面のActionから「ATM入出金」を選択します。「入金」または「出金」をタップするとカメラが起動します。
STEP 3
QRコードを読み取る
起動したカメラで、ATM画面に表示されたQRコードを読み取ります。
STEP 4
企業番号と暗証番号を入力
アプリに表示された企業番号をATMに入力し、暗証番号を入力します。
STEP 5
金額を入力して取引完了
入出金したい金額を指定すれば手続きは完了です。紙幣のみ対応で、硬貨の出し入れには対応していません。
INFO
近くのセブン銀行ATMを探すには、アプリ内の位置情報機能を利用すると便利です。自分の現在地から最も近いATMを確認できます。
みんなの銀行のお財布機能Wallet(ウォレット)の使い方
みんなの銀行では、普通預金口座のことをWallet(ウォレット)と呼びます。通帳もキャッシュカードもなく、アプリの中にまるでお財布を持つような感覚で使えます。ここでは、Walletを使った主な支払い方法を解説します。
POINT
Walletに入っている残高のみ使えるため、使いすぎの心配がありません。クレジットカードのように後日請求が来ることもなく、支出管理がしやすいのが特徴です。
デビットカードで支払う
口座開設と同時に、JCBのバーチャルデビットカードが自動で発行されます。プラスチックカードは存在せず、アプリ内のカード番号を使って支払いを行います。
STEP 1
JCB加盟店でのショッピング
アプリ内のデビットカード番号を確認し、JCBが使えるオンラインストアに入力するだけで決済できます。
STEP 2
デビットカードの支払い仕組み
購入した金額がその場でWallet残高から即座に引き落とされます。利用限度額は口座残高と上限設定額の低いほうの金額までです。
利用した金額の0.2%がキャッシュバックされる点も嬉しいポイント。年会費・発行手数料・更新手数料はすべて無料です。
スマホでタッチ決済をする
WalletのデビットカードをApple PayやGoogle Payに登録すれば、スマホかざすだけで支払いができます。対応決済はQUICPay+で、コンビニやドラッグストア、レストランなど幅広い加盟店で利用可能です。
ATTENTION
タッチ決済はWallet残高が不足していると利用できません。Box(貯蓄預金)に入れたお金は残高に含まれないため、支払い前にWalletの残高を確認しておきましょう。
スマホで振込送金する
Wallet残高から他銀行宛に振り込むことができます。ATMや銀行窓口に行く必要がなく、アプリからいつでも送金可能です。
STEP 1
振込の手順
アプリのアクション画面から「振込する」を選択し、振込先の金融機関・支店・口座番号を入力します。
STEP 2
確認して送金完了
振込先の口座名義人が自動表示されるので間違いがないか確認し、金額を入力して送信します。完了するとスマホに通知が届きます。
POINT
毎回同じ相手に振り込む場合は、振込先をお気に入り登録しておくと次回から手間がかかりません。家族や固定の支払い先がある方は活用してみましょう。
ATMで現金の出し入れをする
現金が必要な場合は、セブン銀行ATMで入出金ができます。キャッシュカードは不要で、スマホとQRコードだけで手続きが完了します。
入金手数料は無料です。出金は1回110円(税込)が手数料としてかかります(25歳以下は月3回まで無料)。プレミアム会員なら月15回まで出金手数料が無料になるため、頻繁にATMを利用する方は検討してみる価値があります。
お金を仕分けて貯める「ボックス」機能の活用法
「ボックス」は、目的や用途別にお金を仕分けできるデジタル貯金箱です。普通預金のウォレットとは別に、最大20個のボックスを作成して、貯蓄や家計管理に活用できます。
INFO
ボックスは貯蓄預金口座に紐づく機能で、通帳や別口座を開設する手間なく、アプリ内で複数の目的別口座を作れるのが最大のポイントです。
ボックスでできること
ボックスには主に以下の使い方があります。
ボックスを作っておくと、ウォレットにある「使っていいお金」が明確になり、知らず知らずのうちに貯金を使ってしまう失敗を防げます。
ボックスの金利メリット
みんなの銀行のボックスは、国内最高水準の金利が魅力です。
POINT
通常会員の場合、貯蓄預金金利は年0.30%。プレミアム会員(月額600円)なら年0.80%にアップします(税引後0.637%)。利息には20.315%の税金がかかります。
大手都市銀行の普通預金金利が0.001%程度であることを考えると、数十倍〜数百倍の差があることになります。
ボックスの作成手順
STEP 1
ボックスを作成する
みんなの銀行アプリを開き、トップ画面の「ボックス」をタップします。
STEP 2
目的を決めて命名する
「旅行資金」「固定費」「緊急資金」など、目的がわかりやすい名前をつけましょう。
STEP 3
金額を設定・入金する
目標金額を設定し、ウォレットからボックスへ資金を移動します。少額からでも始められます。
ボックスに入れたお金は、いつでもウォレットに戻して出金や支払いに使えます。面倒な解約手続きは不要なので、柔軟に資金を移動できるのも嬉しいポイントです。
家計管理におすすめの活用例
固定費のボックスを作るメリットは?
給料日に家賃や光熱費分をボックスに移しておけば、残ったウォレットの金額が自由に使える金額になります。月末に「お金が足りない…」という事態を防げます。
ボックスに入れたお金は利息がつきますか?
はい。ボックス内の残高にも貯蓄預金金利が適用されます。複数のボックスに分けていても、合計残高に対して金利が計算されます。
最大何個まで作れますか?
最大20個のボックスを作成可能です。目的別に細かく分けることで、お金の流れが可視化されやすくなります。
家計管理を自動化する「レコード」機能の使い方
家計簿アプリを毎日つけるのは面倒、でもお金の使い方は把握したい——。そんなときに活躍するのが、みんなの銀行の「レコード」機能です。他銀行口座やクレジットカード、電子マネーと連携すれば、支出が自動的に記録される仕組みです。
POINT
レコード機能の最大のメリットは「連携先のお金を一覧で管理できること」。銀行だけでなく、クレジットカードや電子マネーまでまとめて見える化できるため、家計の全体像がひと目で把握できます。
レコードに連携できる主なサービスは以下のとおりです。
連携を設定しておくと、みんなの銀行アプリを開くだけで入出金の明細や残高を確認できます。複数のアプリを行き来したり、Excelで管理したりする手間がなくなる点が大きな魅力です。
たとえば、毎月のクレジットカード利用額をレコードで確認すれば「食費が前月より増えているな」といった変化に気づけます。自覚しにくいサブスク料金の見直しにも役立ちますよ。
STEP 1
連携先を登録する
レコード画面を開き「連携する」を選択。対象の金融機関を検索して、IDとパスワードでログインします。
STEP 2
明細を確認する
連携が完了すると、自動的に明細が同期されます。日付順やカテゴリ別に並べ替えて、支出の流れをチェックしましょう。
STEP 3
定期的に振り返る
月ごとの支出推移グラフを目安に、家計の見直しポイントを見つけます。
INFO
プレミアム会員になると、連携先データを好きなタイミングで一括更新できるため、よりタイムリーに最新の明細を確認できます。通常会員は各金融機関ごとの更新頻度に依存する点に注意してください。
レコードの「使ったお金を記録してくれる」機能だけで、お金の出入りが見える化され、家計改善の第一歩を踏み出しやすくなります。家計簿を続けるのは苦手という方でも、連携さえしておけば記録自体は自動で進むため、続けやすいのがポイントです。
みんなの銀行をもっと便利にするプレミアム会員サービス
月額600円で利用できる「プレミアムサービス」に申し込むと、通常会員ではかかる手数料が大幅に優遇され、さらに便利な機能が追加されます。
INFO
カバー機能はプレミアムサービスの追加オプション(無料)です。事前に契約しておくと、支払いやATM出金の際にWallet残高が不足していても、最大5万円まで自動的に立て替えてくれます。返済は利息なしで、Walletに入金すれば自動的に返済されます。
U25 Z割(アンダー25 ゼットわり)なら、25歳以下の方は他行宛振込・ATM出金がそれぞれ月3回まで無料で利用できます。プレミアムサービスの加入なしに、手数料を抑えることができます。
サービス開始当初から利用できる方は、初年度の月額料金が無料になるキャンペーンも行われていました。最新のキャンペーン情報は公式サイトで確認してみましょう。
EXPERIENCE
筆者は半年ほど前から「みんなの銀行」をサブ口座として使っている。管理画面はシンプルで、口座一覧や明細の確認が直感的に操作できる点が気に入っている。振込予約もタップ数が少なく、給与日の翌日に主要口座へ自動振込するルールをセットしたが、反映は概ね当日中で落ち着いている。
移行時に一番手こずったのは、他銀行からの定期預金の振り替えだった。手続き自体はアプリ内で完結したものの、入金反映まで2営日かかり、残高表示が一時的にずれる場面があった。バックアップといえば、通帳記帳が不要な反面、明細のPDF出力がやや見づらい印象で、年間取引報告として提出する場合は別途フォーマットを整える手間がある。
表示速度は日常の残高確認程度ならストレスなく使えるが、月次明細を半年分スクロールするとき、接続状況によっては数秒のラグを感じる。筆者の環境(Android 13、Wi-Fi接続)では特に顕著だった。全体として、サブ口座の運用なら十分実用的だと感じている。